A:RPR法とTPHAによる梅毒血清反応

STS TPHA 判定 確認試験
一致するとき (-) (-) 非梅毒
梅毒感染直後 1~数週間おいて再検査
(+) (+) 梅毒
STS偽陽性とTPHA非特異反応 FTA-ABS
IgM-FTA-ABS
不一致のとき (-) (+) 梅毒治療後
感染後長期間経過した梅毒
TPHA非特異反応
FTA-ABS
(+) (-) 梅毒感染初期 FTA-ABS、経過観察
生物学的偽陽性 生物学的偽陽性を起こす
自己免疫疾患などの検索

FTA-ABS

感染早期から陽性化し、鋭敏度、特異性ともにすぐれ梅毒の確認試験として有用である。
感染初期の抗体であるIgM抗体を検出するIgM-FTA-ABSもある。