「ER/PgR《IHC法》」検査の留意点および判定方法 |
1) 原則として、パラフィンブロック (腫瘍組織) を常温にて提出願います。パラフィンブロック以外の材料でご提出される場合は、「HER2/neu」検査に準じます。
2) 検査は下記の方法により、陰性・陽性の判定を致します。
3) 「免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製」としてER720点、PgR690点を算定することができます。
ER、PgRを同一月に算定した場合は、いずれかの主たる点数に180点加算のみ算定が可能です。 |
1) 光学顕微鏡にて、対物レンズ4倍で腫瘍全体を観察し、腫瘍細胞の核に 「ER] 「PgR」 の免疫反応性を確認します。
2) 免疫反応性の認められるものが、その染色強度に関わりなく腫瘍全体の何%を占めるか、パーセンテージを算出します。
3) 算出されたパーセンテージに基づき、10%以上を陽性として判定します。
※判定方法は、予告なしに適宜改良することがあります。 |
|