|
項目コード
|
2956 |
統一コード
|
5G038 |
項目名
|
抗ds-DNA抗体IgM |
別名
|
|
検査案内
|
68ページ
|
|
|
|
検体必要量
|
血清0.3mL |
保存条件
|
冷蔵 |
備考: |
|
|
|
検査方法
|
EIA法 |
所要日数
|
3~9日 |
基準値(男)
|
6未満  [U/mL] |
基準値(女)
|
6未満  [U/mL] |
|
|
|
臨床的意義
|
抗DNA抗体は、種々の自己免疫疾患で高値を示す自己抗体であり、その反応性から次の3種類に分けられます。(1)二本鎖DNA(dsDNA)とのみ反応する抗体(2)dsDNA、一本鎖DNA(ssDNA)双方と反応する抗体(3)ssDNAとのみ反応する抗体これらのうち、抗DNA抗体は(1)~(3)の総和として測定され、抗dsDNA抗体は(1)と(2)の総和として測定されますが、(1)は免疫性が弱く、まれに全身性エリテマトーデス(SLE)患者血清中に検出される程度であり、抗dsDNA抗体は、通常(2)として測定されます。抗DNA抗体は、SLEの活動期、非活動期の差が明確でなく、他の自己免疫疾患でも陽性率が高いとされていますが、抗dsDNA抗体は、SLEに対する疾患特異性が高く、その抗体価は疾患活動性とよく相関することが知られていることから、SLE分類基準の1項目ともなっており、SLEの鑑別診断、治療の経過観察に有用であるとされています。抗dsDNA抗体を含めた抗DNA抗体は、受身赤血球凝集反応(PHA法)、蛍光抗体法、ラジオイムノアッセイ(RIA)法等で測定されていますが、特異性、感度、廃棄等に種々の問題があることが知られています。 |
|
|
|
|
|
容器
|
[01] 分離剤入り容器
|
|
添加剤
|
分離剤入り真空採血管
|
保存方法
|
室温で1年間
|
採取量
|
採血量8.5ml
|
主な検査項目
|
生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他
|
|
|
|
|
|
|
|