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項目コード 3661 統一コード 5G066
項目名 抗RNP抗体精密 別名
検査案内 69ページ 
検体必要量 血清0.4mL
保存条件 冷蔵
備考:
検査方法 CLEIA法
所要日数 2~4日
基準値(男) 10.0未満  [U/mL]
基準値(女) 10.0未満  [U/mL]
臨床的意義
抗ENA(Extractable Nuclear Antigen)抗体の一つである抗RNP抗体は全身性エリテマトーデスや混合性結合組織病(mixed connective tissue disease:MCTD)など膠原病患者血清中に高い頻度で見出されます。MCTDは、1972年、G.C.SharpらによりSLE、強皮症(PSS)、多発性筋炎/皮膚筋炎(PM/DM)の3疾患の臨床症状を部分的にもつ疾患概念として報告され、今日ではほぼ認められています。厚生省MCTD研究班の診断の手引きでは、MCTDは、SLE、PSS、多発性筋炎などにみられる症状や所見が混在し、血清中に抗RNP抗体が認められる疾患とされており、抗RNP抗体陽性がMCTD診断の必須条件になっています。
主な疾患 強皮症自己免疫性疾患全身性エリトマトーデス(SLE)多発性筋炎
関連項目 抗Sm抗体抗核抗体(ANA)抗セントロメア抗体抗DNA抗体抗ds-DNA抗体IgG抗カルジオリピンβ2グリコプロテインI複合体抗体(CL-β2GPI)C1q結合免疫複合体(C1q-IC)血清捕体価(CH50,CH-50)RAテスト(RA)[血清]RAPA(RAHA)リウマチ因子定量(RF定量)リウマチ因子-IgG(RF-IgG)LEテスト
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 144 判断料区分 免疫学的検査