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項目コード
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3664 |
統一コード
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5G085 |
項目名
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抗Scl-70抗体精密 |
別名
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検査案内
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68ページ
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検体必要量
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血清0.4mL |
保存条件
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冷蔵 |
備考: |
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検査方法
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CLEIA法 |
所要日数
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2~4日 |
基準値(男)
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10.0未満  [U/mL] |
基準値(女)
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10.0未満  [U/mL] |
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臨床的意義
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抗ENA(Extractable Nuclear Antigen)抗体の一つである抗Scl-70抗体は強皮症患者血清中に特異的に検出される自己抗体であり、厚生省強皮症調査研究班による「強皮症診断の手引き」にも抗セントロメア抗体と並んで必ず行うべき検査として記載されています。抗Scl-70抗体は1975年にTanらにより報告され、その後対応抗原は真核細胞の核内に存在するトポイソメラーゼIと呼ばれる酵素であることが明らかとなり、現在では抗トポイソメラーゼI抗体とも呼ばれています。全身性強皮症は、皮膚硬化が躯幹にまでおよぶ広汎型(diffuse scleroderma)と、手指、顔面に限局する限局型(limited scleroderma)に分けられますが、一般に前者では繊維化病変と血管病変が強く出現するのに対し、後者では炎症性病変が前面に出る傾向が強く、また抗Scl-70抗体が前者に特異的に現れるのに対し、後者では抗セントロメア抗体が特異的に出現することから、これら自己抗体の測定は病型の分類にも役立っています。 |
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容器
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[01] 分離剤入り容器
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添加剤
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分離剤入り真空採血管
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保存方法
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室温で1年間
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採取量
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採血量8.5ml
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主な検査項目
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生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他
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