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項目コード 7002 統一コード 1A035
項目名 pH 別名
検査案内 74ページ 
検体必要量 尿10.0mL
保存条件 遮光・冷蔵
備考:
検査方法 試験紙法
所要日数 1~3日
基準値(男) 5.0~8.0  [pH]
基準値(女) 5.0~8.0  [pH]
臨床的意義
尿は正常な状態では弱酸性でありpH6.0ぐらいです。しかし、摂取食物の種類によりpH4.5~7.5の間を変動します。一般的には、動物性食品の摂食により酸性に傾き、植物性食品の摂食によりアルカリ性に傾く傾向にあります。発熱、激しい発汗などの場合や塩化アンモニウム、塩化カルシウム、希塩酸などの服用後には尿は酸性度が高くなり、食後の消化旺盛なときや重曹、有機酸塩などを服用するとアルカリ性に傾く傾向があります。代謝性・呼吸性アルカローシスでは中性~アルカリ性に傾きます。高度の膿尿や血尿や細菌尿などではアルカリ性になります。真菌が増加し尿糖陽性のときは発酵により酸性に傾きます。
主な疾患 腎炎痛風嘔吐
関連項目 ケトン体潜血反応[尿]総蛋白(TP)[尿]グルコース(尿糖)塗抹鏡検(細菌顕微鏡検査)
容器
 [16] 尿容器
添加剤 プラスチック容器
保存方法 室温で3年間
採取量 採尿量10.0ml
主な検査項目 馬尿酸・メチル馬尿酸・マンデル酸・N-メチルホルムアミド・スチレン代謝物・2,5ヘキサンジオン・三塩化酢酸・総三塩化物・尿中カテコールアミン3分画・遊離カテコールアミン3分画・VMA定量・メタネフリン2分画・HVA・5-HIAA・C-ペプチド・アルドステロン・遊離コルチゾール・hCG・C-AMP・尿アルブミン・BUN・UA・尿蛋白定量・尿糖定量・CRE・クレアチン・アミノ酸分画・乱用薬物スクリーニング・VMA定性・Na・K・CL・Ca・IP・Mg・シュウ酸・NAG活性・β2マイクログロブリン・デオキシビリジノリン・NTx(尿)・尿中レジオネラ抗原・尿中肺炎球菌夾膜抗原・細胞診・L-FABP

実施料 0 判断料区分 尿・糞便等検査