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項目コード 7020 統一コード 8A070
項目名 PSPテスト60分値 別名 フェノールスルホンフタレイン試験
検査案内 75ページ 
検体必要量 尿10.0mL
保存条件 冷蔵
備考:必ず尿量を明記して下さい。  << 別記 >>
検査方法 Chapman-Halsted変法
所要日数 1~3日
基準値(男) 50以上  [%]
基準値(女) 50以上  [%]
臨床的意義
PSP注射液(フェノールスルホンフタレイン)を静注すると、体内で約80%がアルブミンと結合して、20%が遊離の状態で存在します。遊離PSPの約20%(全体の4%)は糸球体で濾過されますが、残り96%は近位尿細管から排泄されます。PSP排泄試験は、近位尿細管の排泄能力を反映しますが、排泄量は近位尿細管機能よりもむしろ腎血流量に左右されます。PSP排泄試験の15分値がもっとも腎血流量と相関が強いため、15分値から、腎血流量と大まかなGFRの推定ができます。またPSPの経時排泄量の変化は、尿路の通過状態や残尿の有無の推定と採尿の正確さのチェックに用いられます。15分,30分,60分,120分の分画排泄量曲線からは,尿路死腔,残尿の有無が推定できる(存在すれば30分値が高値)。
主な疾患 腎疾患腎性糖尿腎性貧血水腎症慢性糸球体腎炎
関連項目 NAG活性(N-アセチル-β-Dグルコサミニダーゼ)[尿]クレアチニン(CRE)[血清]β2-マイクログロブリン(β2MG,BMG)[尿]
容器
 [16] 尿容器
添加剤 プラスチック容器
保存方法 室温で3年間
採取量 採尿量10.0ml
主な検査項目 馬尿酸・メチル馬尿酸・マンデル酸・N-メチルホルムアミド・スチレン代謝物・2,5ヘキサンジオン・三塩化酢酸・総三塩化物・尿中カテコールアミン3分画・遊離カテコールアミン3分画・VMA定量・メタネフリン2分画・HVA・5-HIAA・C-ペプチド・アルドステロン・遊離コルチゾール・hCG・C-AMP・尿アルブミン・BUN・UA・尿蛋白定量・尿糖定量・CRE・クレアチン・アミノ酸分画・乱用薬物スクリーニング・VMA定性・Na・K・CL・Ca・IP・Mg・シュウ酸・NAG活性・β2マイクログロブリン・デオキシビリジノリン・NTx(尿)・尿中レジオネラ抗原・尿中肺炎球菌夾膜抗原・細胞診・L-FABP

実施料 0 判断料区分