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項目コード 8008 統一コード
項目名 キャンピロバクター 別名
検査案内 81ページ 
検体必要量 消化器材料
保存条件 冷蔵(凍結不可)
備考:糞便(充分量)をキャリブレアー入り便細菌容器に入れてご提出下さい。
検査方法 微好気培養・同定
所要日数 3~7日
基準値(男)
基準値(女)
臨床的意義
キャンピロバクター感染症にはキャンピロバクター腸炎があり、鶏、牛、豚等の腸管内に細菌叢として定着しています。汚染された食肉(鶏肉)、生乳、飲料水、食品を摂食後1~7日(平均3日)で、下痢、腹痛、発熱、全身倦怠感等の症状が認められます。時に嘔吐や血便等も認められます。キャンピロバクター腸炎では腹痛の強さとその長さが激しいのが特徴です。C.jejuni腸炎の後、1~3週間以内に筋力低下、顔面神経麻痺等の運動神経麻痺や異常知覚、不整脈、多汗等の症状をきたすギランーバレー症候群が合併することがあります。カンピロ属細菌は我が国の食中毒例の約10%の原因となっています。
主な疾患 キャンピロバクター腸炎ギラン-バレー症候群嫌気性菌感染症細菌性食中毒全身性キャンピロバクター感染症
関連項目 培養同定(消化器)
容器
 [26] 便細菌容器
添加剤 キャリブレア入り糞便容器
保存方法 冷暗所で1年間
採取量 採便量1.0g
主な検査項目 細菌培養検査

 [21] シードスワブγ1号
添加剤 キャリブレア培地
保存方法 室温・有効期限表示
採取量 採取量適量
主な検査項目 一般細菌検査・咽頭粘液・気道分泌物・泌尿 生殖器分泌物・膿・褥創・眼脂・その他

実施料 122 判断料区分 微生物学的検査