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項目コード 8228 統一コード
項目名 クロストリジウムディフィシル 別名
検査案内 81ページ 
検体必要量 消化器材料
保存条件 冷蔵(凍結不可)
備考:糞便を嫌気ポーターに半分以上入れてご提出下さい。
検査方法 嫌気培養・同定
所要日数 3~7日
基準値(男)
基準値(女)
臨床的意義
抗菌薬関連下痢症の約25%、偽膜性結腸炎の90%以上は、毒素産生性のClostridium difficileが原因です。下部消化管の細菌叢の構成菌としてこの菌を保有して、このような人が抗菌薬の治療を受けた後、菌交代現象を起こし発症します。病院内での同一タイプの菌株による集団発生も報告されています。この菌は芽胞の形になると酸素や乾燥に極めて強く、病院の環境中で数ヶ月も生存します。化学療法中、又は終了後に下痢を起こした患者では本菌による下痢を疑います。下部消化管の内視鏡検査で結腸の偽膜を認めた場合には、偽膜性結腸炎と診断されます。
主な疾患 偽膜性大腸炎嫌気性菌感染症
関連項目 便中クロストリジウム・ディフィシルD1抗原培養同定(消化器)
容器
 [66] 嫌気ポーター
添加剤 保存培地CO2入り容器
保存方法 冷蔵で2年間
採取量 採取量適量
主な検査項目 嫌気性菌培養同定

実施料 0 判断料区分 微生物学的検査