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項目コード 5445 統一コード 5G342
項目名 抗IA-2抗体 別名
検査案内 23ページ 
検体必要量 血清0.4mL
保存条件 冷蔵
備考:
検査方法 EIA法
所要日数 4~11日
基準値(男) 0.6未満  [U/mL]
基準値(女) 0.6未満  [U/mL]
臨床的意義
I型糖尿病は、自己抗体により膵β細胞が破壊され、インスリンの絶対的不足を来す自己免疫疾患である。1992年Rabinらは、ICA陽性患者血清と膵島のcDNAライブラリーを用いた発現クローニング法により、ICAに対応する候補抗原の一つとして膵β細胞に発現している受容体タイプのチロシンホスファターゼ類似蛋白(IA-2)を同定し、またI型糖尿病患者血清中に高率にIA-2抗原に反応する(抗IA-2抗体)が存在することを明らかにした。1996年Vergeらは、抗GAD抗体の測定に抗IA-2抗体の測定を加えた組み合わせ測定を行うことにより、更に精度が高くI型糖尿病の診断・予知ができると報告した。また、Strebelowは、IA-2、ICA、GAD、インスリンに対する抗体4種類の膵島に対する自己抗体のうち、抗GAD抗体、抗IA-2抗体測定の組み合わせが、第一スクリーニングとして有効であることを9419名の学童を対象にしたスクリーニングより示した。
主な疾患 Ⅰ型糖尿病
関連項目 抗GAD抗体
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 213 判断料区分 生化学的検査(II)