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項目コード 5714 統一コード 4Z282
項目名 ucOC 別名 低カルボキシル化オステオカルシン
検査案内 21ページ 
検体必要量 血清0.3mL
保存条件 必ず凍結
備考:溶血注意
検査方法 ECLIA法
所要日数 4~6日
基準値(男) 4.50未満  [ng/mL]
基準値(女) 4.50未満  [ng/mL]
臨床的意義
オステオカルシン(OC)は、骨芽細胞で合成される分子量6000のビタミンK依存症のカルシウム結合蛋白質で、骨形成に必須です。オステオカルシン分子内のグルタミン酸残基(Glu)がγ-カルボキシグルタミン酸残基に変換されたものは、活性型オステオカルシンと呼ばれ、活性型のみがカルシウムを骨に蓄積できる。ビタミンKの不足状態ではグルタミン酸残基がγ-カルボキシグルタミン酸残基に変換されない為、骨基質に取込まれず、低カルボキシル化オステオカルシン(ucOC:undercarboxylated osteocalcin)として血中に放出されます。血清ucOC測定は、骨粗鬆症治療時のビタミンK2剤選択や経過観察において、ビタミンK不足や治療効果を最もよく反映します。
主な疾患 骨粗鬆症
関連項目 NTx骨粗鬆症(I型コラーゲン架橋Nテロペプチド)[尿]デオキシピリジノリン骨粗鬆症(DPD骨粗鬆症)NTx骨粗鬆症(I型コラーゲン架橋Nテロペプチド)[血清]骨型アルカリホスファターゼ(BAP)オステオカルシン(BGP)カルシトニン(CT)骨塩定量検査
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 154 判断料区分 生化学的検査(II)