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項目コード 5715 統一コード 5D560
項目名 抗p53抗体 別名
検査案内 33ページ 
検体必要量 血清0.5mL
保存条件 冷蔵
備考:
検査方法 CLEIA法
所要日数 3~4日
基準値(男) 1.30以下  [U/mL]
基準値(女) 1.30以下  [U/mL]
臨床的意義
p53遺伝子は癌抑制遺伝子の1つで有り、遺伝子産物としてp53蛋白質を作る。pはprotein、53は分子量53000を意味し、人間では23対の遺伝子の17番目に有る。特定のDNAに傷がつくと癌化の原因となるが、p53蛋白はp53遺伝子より指令を受け、その遺伝子の傷の部分(DNA)を修復する働きがある。何らかの原因でp53遺伝子が損傷を受けると、その働きが無くなり細胞の癌化を引き起こす原因となる。体内の癌抑制遺伝子p53が突然変異して産生される異常なp53タンパク質に対して、人体が作り出す抗体を測定することで、早期癌の診断に使われる。大腸癌、食道癌、乳癌の患者に過剰発生が確認されている。
主な疾患 食道癌大腸癌乳癌
関連項目 シフラ(サイトケラチン19フラグメント,シフラ21-1)SCC抗原(扁平上皮癌関連抗原)CA19-9CA15-3CEA(癌胎児性抗原)
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 163 判断料区分 生化学的検査(II)