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項目コード 8271 統一コード
項目名 MDRPA 別名 多剤耐性緑膿菌
検査案内 82ページ 
検体必要量 各臨床材料
保存条件 冷蔵(凍結不可)
備考:薬剤感受性検査の結果により判定いたします。
必ず感受性試験を依頼してください。
検査方法 薬剤感受性検査
所要日数 4~7日
基準値(男)
基準値(女)
臨床的意義
緑膿菌は自然環境や水周り(流し、浴室等)などの湿潤環境に広く生息する細菌です。他の細菌と比べ抗菌薬に抵抗性をもち治療に使用できる薬剤が限られます。多剤耐性緑膿菌(MDRPA)は、緑膿菌に対し強い抗菌活性を示す「イミペネム(カルパペネム系)」「アミカシン(アミノグリコシド系)」「シプロフロキサシン(フルオロキノロン系)」の3種類の抗菌薬全てに耐性を示す緑膿菌をいいます。MDRPAは多くの抗菌薬にほぼ効果が期待できないことから敗血症や腹膜炎を発症した場合には治療が難しく、患者の予後や死亡率を悪化させる要因の一つとなります。また、院内感染の原因菌となりやすい細菌であるため、的確な検出と院内における検出状況の把握が重要となります。
主な疾患
関連項目
容器
 [17] 滅菌容器
添加剤 滅菌プラスチック容器
保存方法 室温で3年間
採取量 採取量10.0ml
主な検査項目 髄液一般検査・一般細菌検査

 [21] シードスワブγ1号
添加剤 キャリブレア培地
保存方法 室温・有効期限表示
採取量 採取量適量
主な検査項目 一般細菌検査・咽頭粘液・気道分泌物・泌尿 生殖器分泌物・膿・褥創・眼脂・その他

 [22] シードスワブγ2号
添加剤 アミーズ培地(チャコール入り)
保存方法 室温・有効期限表示
採取量 採取量適量
主な検査項目 一般細菌検査・咽頭粘液・気道分泌物・泌尿 生殖器分泌物・耳漏・その他

 [26] 便細菌容器
添加剤 キャリブレア入り糞便容器
保存方法 冷暗所で1年間
採取量 採便量1.0g
主な検査項目 細菌培養検査

 [28] 喀痰容器
添加剤 滅菌ポリ容器
保存方法 室温
採取量 採取量適量
主な検査項目 結石分析・新型コロナウイルスRNA(SARS-Cov-2核酸検出)・虫体鑑別・抗酸菌検査・一般細菌・結核菌群核酸検出(PCR)・MAC核酸検出(PCR)・精液一般検査・細胞診一般

実施料 0 判断料区分 微生物学的検査