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項目コード 3081 統一コード 5F460
項目名 ATLA抗体(ラインブロット法) 別名 HTLV-1抗体(ラインブロット法)
検査案内 63ページ 
検体必要量 血清0.2mL
保存条件 冷蔵
備考:
判定方法は『陰性』『陽性』『判定保留』となります。
p.19抗体、p.24抗体、gp.46抗体、gp.21抗体に対する判定結果をご報告させていただきます。
過去のお知らせは以下参照。
新規受託開始(2019年3月22日(金)受付分より) ____【SMSNo.2019-01】     
検査方法 ラインブロット法
所要日数 4~10日
基準値(男) 陰性
基準値(女) 陰性
臨床的意義
ヒトT細胞白血病ウイルス1型(human T-cell leukemia virus type 1:HTLV-1)は、レトロウイルスに分類されるRNAウイルスです。
国内の HTLV-1感染者は約100万人とされ、主な感染様式は母乳を介する母子感染、性行為感染、輸血・針刺しによる感染などが知られています。
感染者の多くは無症状で経過しますが、感染者の一部は成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)、HTLV-1関連脊髄症(HAM)、HTLV-1ぶどう膜炎(HUまたはHAU)などの疾患を発症します。
近年、日本においては HTLV-1総合対策が進められており、母子感染対策として妊婦のHTLV-1抗体検査などが実施されるようになってきました。
HTLV-1感染の血清診断としては現在、一次スクリーニング検査としてHTLV-1抗体検査が用いられ、一次検査陽性時の確認検査としてウエスタンブロット法(WB 法)およびラインブロット法(LIA 法)が推奨されています。
本検査(LIA 法)は既存のWB法に比較して判定保留例が少ないことが報告されており、確認検査としてより高い有用性が期待されます。
主な疾患 成人T細胞性白血病(ATL)
関連項目 ATLA抗体(PA法)(HTLV-I抗体)ATLA抗体(CLEIA法)(HTLV-I抗体)
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 425 判断料区分 免疫学的検査