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項目コード
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3641 |
統一コード
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4Z315 |
項目名
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肝細胞増殖因子 |
別名
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HGF |
検査案内
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15ページ
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検体必要量
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血清0.2mL |
保存条件
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冷蔵 |
備考: |
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検査方法
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EIA法 |
所要日数
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3~6日 |
基準値(男)
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0.39以下  [ng/mL] |
基準値(女)
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0.39以下  [ng/mL] |
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臨床的意義
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劇症肝炎は、その治療法の進歩及び医療体制の整備にもかかわらず、いまだ救命率が約20%で予後不良の疾患である。劇症肝炎の救命率を向上させる為には、その病態を明らかにし、新しい治療法の開発が必要であると同時に、現状の治療法においては早期に劇症化(脳症の発現)を予測し、できるだけ早期に治療を開始することが重要と考えられている。本疾患の診断には、プロトロンビン時間、ヘパプラスチンテスト等の血液凝固系因子の検査が用いられている。しかしらがら、これらの値が異常値を呈するときにはすでに高度に肝細胞壊死が進行している場合もあり、肝細胞破壊が軽度な時期に劇症化を診断できる検査方法が望まれている。血清HGF値の測定は劇症肝炎の予知に有用であり、とりわけ予後不良とされる劇症肝炎「亜急性型」における血漿交換療法等の特殊治療導入の時期決定の指標として用いることにより、早期治療を可能とし、本疾患の救命率向上に寄与しうる検査であると考えられた。 |
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容器
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[01] 分離剤入り容器
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添加剤
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分離剤入り真空採血管
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保存方法
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室温で1年間
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採取量
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採血量8.5ml
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主な検査項目
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生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他
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