トップページ
<< 検査項目詳細 >>
項目コード 4132 統一コード 3K115
項目名 クロム 別名 Cr
検査案内 18ページ 
検体必要量 尿1.0mL
保存条件 冷蔵
備考:金属分析専用容器を使用して下さい。
検査方法 原子吸光法
所要日数 7~13日
基準値(男) 未設定  [μg/L]
基準値(女) 未設定  [μg/L]
臨床的意義
クロムは、人体にとって、必須な栄養素(元素)である。生体内にクロムが不足すると、インスリンの機能が低下してしまうことが解かっていて、正常な糖代謝を維持するために必要な元素であります。ただし、過剰な摂取により、中毒症状や、呼吸器疾患などを引き起こす恐れがあります。また、クロムは、金属メッキ、ステンレス、特殊鋼などの産業分野で広く使われています。これらのクロムを取り扱う作業者が、ヒューム、粉塵、ミストなどにより吸収し、曝露すると、皮膚炎や潰瘍、せきや痰、胸痛などの呼吸器疾患をおこす可能性があるため、クロム曝露者の健康診断に必要とされるときに、血液、血清、尿中のクロム濃度を検査します。また、腎機能検査により尿中クロム濃度の上昇が腎機能の低下によるものか否かを判定します。
主な疾患 腎不全糖尿病動脈硬化症肺癌
関連項目 クロム(Cr)[血清]
容器
 [33] 金属容器
添加剤 酸洗浄済のポリスピッツ
保存方法 室温で3年間
採取量 採取量10.0ml
主な検査項目 セレン・ニッケル・マンガン・尿中亜鉛・尿中鉄・尿中鉛・尿中水銀・尿中マンガン・尿中クロム・尿中カドミウム

実施料 0 判断料区分