トップページ
<< 検査項目詳細 >>
項目コード 4128 統一コード 3K120
項目名 カドミウム 別名 Cd
検査案内 18ページ 
検体必要量 尿1.0mL
保存条件 冷蔵
備考:金属分析専用容器を使用して下さい。                                            過去のお知らせは以下参照。                                    検査内容変更(2022年9月30日(金)受付分より)____【SMSNo.2022-20】  
検査方法 ICP-MS法
所要日数 5~11日
基準値(男) 3.8以下  [μg/L]
基準値(女) 3.8以下  [μg/L]
臨床的意義
カドミウムは、ニッケルや銅の合金、蓄電池の電極版、化合物の顔料、合成樹脂安定剤などの用途に使われています。これらのカドミウムを取り扱う作業者がヒュームまたは粉塵により経気道的または経口的に曝露すると、肺機能異常、腎機能異常、尿蛋白などの、中毒症状を発症します。厚生労働省により『特定化学物質等障害予防規則』において、カドミウムを扱う作業者は特定化学物質等健康診断で医師が必要と認めた場合には尿中カドミウムの測定も実施することになります。カドミウムの経気道吸収では、急性中毒症状で肺水腫を、慢性中毒症状では肺気腫がみられます。また、経口吸収では、腎障害がみられ、腎近位尿細管異常によって低分子蛋白、糖、アミノ酸が尿中に排泄されます。血中カドミウム検査は、現曝露の状態を反映する指標となります。
主な疾患 イタイイタイ病急性肺炎
関連項目 カドミウム(Cd)[血液]
容器
 [33] 金属容器
添加剤 酸洗浄済のポリスピッツ
保存方法 室温で3年間
採取量 採取量10.0ml
主な検査項目 セレン・ニッケル・マンガン・尿中亜鉛・尿中鉄・尿中鉛・尿中水銀・尿中マンガン・尿中クロム・尿中カドミウム

実施料 0 判断料区分