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項目コード 4711 統一コード 4B015
項目名 遊離トリヨードサイロニン 別名 FT3,FreeT3
検査案内 20ページ 
検体必要量 血清0.5mL
保存条件 冷蔵
備考:
検査方法 ECLIA法
所要日数 2~3日
基準値(男) 2.30~4.00  [pg/mL]
基準値(女) 2.30~4.00  [pg/mL]
臨床的意義
T3の99.7%は、主として輸送蛋白であるサイロキシン結合グロブリン(TBG)に、また一部はアルブミンやプレアルブミンに可逆的に結合している。残りのT3は輸送蛋白と結合せず、遊離した形で循環する。これが遊離トリヨードサイロニン(FT3)であり、代謝活性を示す。甲状腺機能低下症及び甲状腺機能亢進症では、FT3値は総T3値の変化に対応して変化する。
主な疾患 バセドウ病亜急性甲状腺炎橋本病甲状腺機能低下症甲状腺機能亢進症動脈硬化症無痛性甲状腺炎
関連項目 TSH(甲状腺刺激ホルモン)[血清]総サイロキシン(T4)トリヨードサイロニン(T3)遊離サイロキシン(FT4,FreeT4)サイログロブリン(THG,Tg)抗サイログロブリン抗体(甲状腺自己抗体精密測定,Tg-Ab)抗TPO抗体(抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体)サイロキシン結合グロブリン(TBG)
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 121 判断料区分 生化学的検査(II)