|
項目コード
|
4184 |
統一コード
|
5G290 |
項目名
|
抗サイログロブリン抗体 |
別名
|
甲状腺自己抗体精密測定,Tg-Ab |
検査案内
|
69ページ
|
|
|
|
検体必要量
|
血清0.3mL |
保存条件
|
冷蔵 |
備考: |
|
|
|
検査方法
|
ECLIA法 |
所要日数
|
2~4日 |
基準値(男)
|
28.0未満  [IU/mL] |
基準値(女)
|
28.0未満  [IU/mL] |
|
|
|
臨床的意義
|
サイログロブリン(Thyroglobulin,Tg)は甲状腺に特異的な分子量約66万の糖蛋白で2つのsubunitからなり、甲状腺可溶性蛋白の60~80%を占める甲状腺ろ胞内コロイドの主要成分である。、甲状腺組織内では甲状腺ホルモンの合成、貯蔵及び分泌に重要な役割を果たしている。甲状腺疾患の大部分を占めるバセドウ病ぷと橋本病は、いわゆる自己免疫性疾患であり、その特徴は患者血中に甲状腺の組織に対する自己抗体を有していることである。サイログロブリンに対する自己抗体は1950年代に橋本病患者血清中に見いだされて以来、ヒトの代表的な自己抗体として広く知られている。Tg抗体の測定法としては蛍光抗体法、沈降反応、受身赤血球凝集反応(TGHA)等が用いられていたが、現在はタンニン酸処理赤血球凝集反応を応用した抗原感作ゼラチン粒子法が多く使用されている。最近高感度なRIA法やEIA法が開発され、精密測定法として利用されている。Tg抗体はバセドウ病や橋本病などの自己免疫性液性患者の血清中に高頻度に出現し、診断や治療過程の観察に際しては、甲状腺機能検査とともに必要不可欠な検査となっている。 |
|
|
|
|
|
容器
|
[01] 分離剤入り容器
|
|
添加剤
|
分離剤入り真空採血管
|
保存方法
|
室温で1年間
|
採取量
|
採血量8.5ml
|
主な検査項目
|
生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他
|
|
|
|
|
|
|
|