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項目コード 4560 統一コード 4C025
項目名 副甲状腺ホルモン-INTACT 別名 PTH-INTACT
検査案内 21ページ 
検体必要量 血漿0.5mL 又は 血液2.0mL
保存条件 血漿:凍結、血液:冷蔵
備考:遠心分離されない場合、採血し、混和後そのまま冷蔵でご提出下さい。
検査方法 ECLIA法
所要日数 2~3日
基準値(男) 26~75  [pg/mL]
基準値(女) 26~75  [pg/mL]
臨床的意義
副甲状腺ホルモン(PTH)はカルシウム代謝機能に関して重要な役割を担っています。副甲状腺より分泌されたインタクトPTHは、末梢組織においてN端フラグメント、C端フラグメントに分解され、さらに末梢血中にはそれらの分解産物が存在します。これらのPTH分子のうち生物活性を有するのはインタクトPTHとN端フラグメントであり、C端フラグメントは生物学的に不活性です。これらのPTHペプチドはそれぞれ異なる代謝半減期を有しており、インタクトPTHの半減期が数分であるのに対して、C端フラグメントの半減期は45~90分と長いため、C端フラグメントの血中濃度はインタクトPTHに比較して高くなります。この割合は正常人や患者間でも個人差があり、腎不全患者ではこの割合がさらに増加します。
主な疾患 ビタミンD欠乏症ビタミンD中毒症骨粗鬆症骨軟化症副甲状腺機能低下症副甲状腺機能亢進症慢性腎不全
関連項目 カルシウム(Ca)[血清]無機リン(IP)[血清]1,25(OH)2ビタミンDビタミンD(25-OHビタミンD)カルシトニン(CT)
容器
 [07] EDTA-2Na容器
添加剤 EDTA-2Na入り真空採血管
保存方法 室温で1年6ヶ月
採取量 採血量2.0ml・5.5ml
主な検査項目 レニン活性(PRA)・C-AMP・PTH-INTACT・セロトニン・ペランパネル・ドーパミン総・L-ドーパ・5-HIAA・HVA・VMA・ProGRP・ホモシステイン・ヒスタミン・アミノ酸分画・アミノ酸9分画・ミコフェノール酸モフェチル・ラコサミド・ビタミンB1(遮光)・シクロスポリン・レニン定量(活性型)・副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)・カテコールアミン3分画・脳性ナトリウム利尿ポリペプチド(BNP)・アンモニア・サイトメガロウイルス抗原(アンチゲネミア)・AVP(バソプレシン)・EBウイルスDNA定量

実施料 161 判断料区分 生化学的検査(II)