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項目コード
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3841 |
統一コード
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4C034 |
項目名
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副甲状腺ホルモン関連蛋白 |
別名
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PTHrP-intact |
検査案内
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21ページ
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検体必要量
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血漿0.5mL |
保存条件
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必ず凍結 |
備考:抗凝固剤:EDTA2Na+アプロチニン。
必ず血漿分離の上ご提出下さい。 |
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検査方法
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IRMA(ビーズ固相法) |
所要日数
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6~8日 |
基準値(男)
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1.1未満  [pmoL/L] |
基準値(女)
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1.1未満  [pmoL/L] |
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臨床的意義
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悪性腫瘍に伴う高Ca血症は、最も頻度の高い腫瘍随伴症のひとつであり、又、原発性副甲状腺機能亢進症と並び、最も頻繁に認められる高Ca血症の原因疾患である。従って、本症や原発性副甲状腺機能亢進症の迅速かつ的確な診断は臨床的に非常に重要である。悪性腫瘍に伴う高Ca血症の大部分は、腫瘍細胞から分泌される液性因子が骨や腎臓に作用することによってもたらされるhumoral hypercalcemia of malignancy(HHM)が占めるといわれている。副甲状腺ホルモン関連蛋白(PTHrP)は、HHMの原因物質として腫瘍細胞より単離された141個のアミノ酸よりなる蛋白質で、N端の(1-34)領域のアミノ酸配列が副甲状腺ホルモン(PTH)と類似しているため、PTHと同様の血清Ca上昇作用を有している。近年、血中又は尿中の種々のPTHrPフラグメントを認識する測定法が報告され、いずれもHHMの鑑別診断やHHMの治療効果の判定、あるいはPTHrPによる高Ca血症の発症予測に有用であることが示されている。 |
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容器
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[11] hANP容器
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添加剤
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EDTA-2Na+アプロチニン(トラジロール)
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保存方法
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室温で1年6ヶ月
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採取量
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採血量3.0ml
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主な検査項目
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ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド(hANP)・副甲状腺ホルモン関連蛋白(PTHrP-intact)・グルカゴン
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