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項目コード 4611 統一コード 4Z270
項目名 ヒト心房性Na利尿ポリペプチド 別名 hANP
検査案内 26ページ 
検体必要量 血漿0.3mL
保存条件 必ず凍結
備考:抗凝固剤:EDTA2Na+アプロチニン。全血のまま長時間の放置は避けて下さい。EDTA採血の場合は、直ちに血漿分離の上、凍結保存して下さい。
検査方法 CLEIA法
所要日数 2~4日
基準値(男) 43.0以下  [pg/mL]
基準値(女) 43.0以下  [pg/mL]
臨床的意義
心不全や腎不全等では、心房圧の上昇にほぼ比例して血漿ANP濃度が上昇し、また、心拍数の増加や高血圧症でも血漿ANP濃度が上昇する。更に、最近では心肥大に伴い、心室でも、ANP生合成が亢進し、血漿ANP濃度が上昇することが明らかになってきている。ゆえに、血漿中ANP濃度を測定することは、これら諸疾患の重症度及び治療効果の判定の指標として、臨床的に有用であると考えられる。
主な疾患 急性心不全原発性アルドステロン症高血圧心筋梗塞心不全慢性腎不全
関連項目 ナトリウム(Na)[血清]カリウム(K)[血清]脳性Na利尿ポリペプチド(BNP)
容器
 [11] hANP容器
添加剤 EDTA-2Na+アプロチニン(トラジロール)
保存方法 室温で1年6ヶ月
採取量 採血量3.0ml
主な検査項目 ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド(hANP)・副甲状腺ホルモン関連蛋白(PTHrP-intact)・グルカゴン

実施料 221 判断料区分 生化学的検査(II)