|
項目コード
|
2239 |
統一コード
|
4D045 |
項目名
|
遊離コルチゾール |
別名
|
非抱合型コルチゾール |
検査案内
|
26ページ
|
|
|
|
検体必要量
|
蓄尿5.0mL |
保存条件
|
冷蔵 |
備考:酸性蓄尿は不可。 |
|
|
|
検査方法
|
RIA(チューブ固相法) |
所要日数
|
3~7日 |
基準値(男)
|
11.2~80.3  [μg/day] |
基準値(女)
|
11.2~80.3  [μg/day] |
|
|
|
臨床的意義
|
コルチゾールは糖代謝に関係するステロイドホルモン(糖質コルチコイド)で、脂質やタンパク質などの代謝にも深く関係し、さらに免疫系にも作用する重要なホルモンで、ACTH(AdenoCorticoTropic Hormone)の刺激により副腎皮質から分泌されます。分泌されたコルチゾールは中枢(視床下部および下垂体)に作用してCRH(CorticotropinReleasing Hormone)分泌およびACTH分泌をフィードバック的に抑制します。大部分の血中コルチゾールはCBG(Cortisol Binding Globulin)や血清アルブミン等のタンパク質に結合した形で循環しており、数%が遊離型として存在します。末梢組織にはこの遊離型が細胞内に取り込まれ、生理学的活性を示すと考えられています。また、遊離型コルチゾールは肝や腎でグルクロン酸抱合体等へと代謝され、尿中に排泄されます。血中コルチゾールは上述のような分泌制御により日内変動し、しかもストレス等により容易に上昇しますので採血には注意を要しますが、ACTHを同時に測定したり、負荷試験におけるモニタリングとして測定することにより、下垂体-副腎系の機能を評価できることから、臨床上重要な検査といえます。また、過剰の遊離型コルチゾールの一部はそのまま尿中遊離コルチゾールとして排泄されますが、コルチゾール値のみで副腎機能を評価する場合には、この尿中遊離コルチゾールを測定した方が意義が高いといわれています。 |
|
|
|
|
|
容器
|
[16] 尿容器
|
|
添加剤
|
プラスチック容器
|
保存方法
|
室温で3年間
|
採取量
|
採尿量10.0ml
|
主な検査項目
|
馬尿酸・メチル馬尿酸・マンデル酸・N-メチルホルムアミド・スチレン代謝物・2,5ヘキサンジオン・三塩化酢酸・総三塩化物・尿中カテコールアミン3分画・遊離カテコールアミン3分画・VMA定量・メタネフリン2分画・HVA・5-HIAA・C-ペプチド・アルドステロン・遊離コルチゾール・hCG・C-AMP・尿アルブミン・BUN・UA・尿蛋白定量・尿糖定量・CRE・クレアチン・アミノ酸分画・乱用薬物スクリーニング・VMA定性・Na・K・CL・Ca・IP・Mg・シュウ酸・NAG活性・β2マイクログロブリン・デオキシビリジノリン・NTx(尿)・尿中レジオネラ抗原・尿中肺炎球菌夾膜抗原・細胞診・L-FABP
|
|
|
|
|
|
|
|