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項目コード
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5256 |
統一コード
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5D153 |
項目名
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STN |
別名
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シアリルTn抗原 |
検査案内
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32ページ
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検体必要量
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血清0.3mL |
保存条件
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冷蔵 |
備考: |
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検査方法
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RIA(ビーズ固相法) |
所要日数
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3~6日 |
基準値(男)
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45以下  [U/mL] |
基準値(女)
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45以下  [U/mL] |
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臨床的意義
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シアリルTn抗原は、全てのO-グリコシド型糖鎖の前駆体であるTn抗原(母核糖鎖)がシアル化されたもので、一度シアリルTn抗原が合成されると、それ以降の糖鎖の伸長がおこらなくなることが知られている。すなわち、これまで糖鎖性腫瘍マーカーとしてよく利用されてきた一型糖鎖(CA19-9等)や二型糖鎖(シアリルLeX-i(SLX)等)も合成できなくなるため、糖鎖合成の初期の段階での合成異常であることが特徴である。このことよりシアリルTn抗原は、糖鎖の合成不全及び異常なシアル化により合成・蓄積されるものと考えられる。シアリルTn抗原は、卵巣癌をはじめとする各種腺癌患者血清中で高値を示すことが報告された。 |
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容器
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[01] 分離剤入り容器
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添加剤
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分離剤入り真空採血管
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保存方法
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室温で1年間
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採取量
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採血量8.5ml
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主な検査項目
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生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他
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