|
項目コード
|
3224 |
統一コード
|
5D308 |
項目名
|
PSA-F/T比 |
別名
|
|
検査案内
|
33ページ
|
|
|
|
検体必要量
|
血清0.8mL |
保存条件
|
凍結 |
備考:PSA-F/T比、トータルPSA値、フリーPSA値の3つのデータを報告します。
|
|
|
|
検査方法
|
ECLIA法 |
所要日数
|
2~3日 |
基準値(男)
|
0.19以上 |
基準値(女)
|
0.19以上 |
|
|
|
臨床的意義
|
血中のPSAは主にセリンプロテアーゼインヒビターであるα1アンチキモトリプシン(ACT)と結合した結合型PSA(PSA-ACT)、α2マクログロブリン(α2M)と結合した結合型PSA(PSA-α2M)、およびフリーPSAの3つの形態で存在することが報告されています。現在の免疫学的測定法では、フリーPSA、PSA-ACT複合体、トータルPSA(免疫学的測定法で検出可能な型:すなわちフリーPSAおよびPSA-ACT)が検出できます。これらの測定法を用いて、血清中のフリーPSAの割合が前立腺肥大症患者において、前立腺癌患者よりも有意に高くなることが報告されました(p<0.00001)F/T比は、特にトータルPSAがグレーゾーン(4~10ng/ml)を示した症例において前立腺肥大症と前立腺癌を鑑別する指標として有用であることが報告されています。 |
|
|
|
|
|
容器
|
[01] 分離剤入り容器
|
|
添加剤
|
分離剤入り真空採血管
|
保存方法
|
室温で1年間
|
採取量
|
採血量8.5ml
|
主な検査項目
|
生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他
|
|
|
|
|
|
|
|