|
項目コード
|
4046 |
統一コード
|
3L195 |
項目名
|
バルプロ酸ナトリウム |
別名
|
|
検査案内
|
35ページ
|
|
|
|
検体必要量
|
血清0.5mL |
保存条件
|
凍結 |
備考:デパケン、セポトボル、ハイセレニン、バレリン、エピレナート、セレニカR
採血時刻:トラフ
採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。 |
|
|
|
検査方法
|
EMIT |
所要日数
|
2~3日 |
基準値(男)
|
有効治療濃度:50.0~100.0  [μg/mL] |
基準値(女)
|
有効治療濃度:50.0~100.0  [μg/mL] |
|
|
|
臨床的意義
|
血中バルプロ酸濃度のモニタリングには、一般的な欠神発作、強直ー間代性発作、部分発作などを安全かつ有効にコントロールするための個別化治療という意義があり、次のようなことから有効です。・バルプロ酸は薬物動態学的に患者内及び患者間変動を無視できないために、必要最小限の血中バルプロ酸濃度に到達し、維持することは困難があります。バルプロ酸の分布容量、クリアランス、半減期は、蛋白結合、年齢、肝機能及び併用薬物の変動により影響を受けます。・ある種の肝疾患ではバルプロ酸の薬物動態が変動し、さらに腎障害では血漿蛋白が影響を受けるので、バルプロ酸のクリアランスにも影響を受けます。・他の抗てんかん薬の併用時は、肝臓の酵素誘導を起こすため、バルプロ酸の代謝が有意に変動します。小児に対して、他の抗てんかん剤を併用すると、バルプロ酸のクリアランスがおよそ50%上昇することがあります。・血中バルプロ酸濃度が非常に高いとき、肝毒性及び急性毒性による脳障害が生じることがあります。 |
|
|
|
|
|
容器
|
[02] プレイン容器
|
|
添加剤
|
プレイン真空採血管
|
保存方法
|
室温で1年6ヶ月
|
採取量
|
採血量4.0ml、9.0ml
|
主な検査項目
|
血中薬物・プロゲステロン・エストラジオール(E2)・アセトン・BFP・不規則性抗体(9.0mLをご使用下さい)・その他
|
|
|
|
|
|
|
|