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項目コード 4231 統一コード 3M606
項目名 ゲンタマイシン 別名
検査案内 36ページ 
検体必要量 血清0.3mL
保存条件 冷蔵
備考:ゲンタシン,エルタシン,ルイネシン
採血時刻
筋注:投与後0.5~1時間  点滴静注:終了直後(ピーク)及びトラフ
採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。
検査方法 EMIT
所要日数 3~4日
基準値(男) peak:15~20
trough:1未満  [μg/mL]
基準値(女) peak:15~20
trough:1未満  [μg/mL]
臨床的意義
ゲンタマイシンは、1963年にWeinsteinらによって発見されたアミノ配糖体系抗生物質です。その抗菌力は幅広く、グラム陽性菌、グラム陰性菌に広く作用し、特に変形菌と緑膿菌にその作用が強いことから、緑膿菌感染症、変形菌感染症の治療に用いられています。しかし、他のアミノ配糖体系抗生物質と同様に、副作用として腎毒性と聴器毒性が報告されており、これら副作用を発現させることなく化学療法を続けることを目的として、その血中濃度測定が試みられています。また、その血中濃度は腎機能等に影響されることから、個々の患者に適した投与設計を行うことが重要とされています。
主な疾患 グラム陰性桿菌感染症
関連項目 トブラマイシンアミカシン
容器
 [02] プレイン容器
添加剤 プレイン真空採血管
保存方法 室温で1年6ヶ月
採取量 採血量4.0ml、9.0ml
主な検査項目 血中薬物・プロゲステロン・エストラジオール(E2)・アセトン・BFP・不規則性抗体(9.0mLをご使用下さい)・その他

実施料 470 判断料区分 特定薬剤治療管理