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項目コード
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4612 |
統一コード
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3L855 |
項目名
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アプリンジン |
別名
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検査案内
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36ページ
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検体必要量
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血清0.5mL |
保存条件
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冷蔵 |
備考:アスペノン
採血時刻:経口:トラフ、投与後2~4時間(ピーク)。 静注:トラフ
採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。 |
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検査方法
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LC-MS/MS法 |
所要日数
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3~5日 |
基準値(男)
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有効治療濃度:0.25~1.25  [μg/mL] |
基準値(女)
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有効治療濃度:0.25~1.25  [μg/mL] |
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臨床的意義
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アプリンジンは、ベルギーのA.Christaens社で合成された化合物で、リドカインに類似した抗不整脈作用を有し、心室性及び上室性不整脈に有効な薬剤です.アプリンジンは、血中消失半減期が長く、作用が長時間持続性であり、また、広いスペクトラムの抗不整脈作用を有するが、安全域の狭い薬剤とされており、その使用に際しては、心電図、問診等による臨床症状に基づき、投与量が適宜調節されています。また、アプリンジンの血中濃度と治療効果、副作用発現とは関連があると考えられており、適切な血中濃度では不整脈の減少が認められていますが、血中濃度が上昇すると、副作用が認められています。副作用としては、手指の振ぜん、ふらつき、眠気、視力異常などの神経症状が多く、他に食欲不振、嘔気、嘔吐、肝機能障害が報告されています。これらのことから、アプリンジンの投与に際しては、十分な治療効果を得、かつ、副作用を発現させないために、臨床症状を見ながら血中濃度を測定し、その濃度を有効濃度域内に維持する必要性があると考えられています。 |
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容器
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[02] プレイン容器
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添加剤
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プレイン真空採血管
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保存方法
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室温で1年6ヶ月
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採取量
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採血量4.0ml、9.0ml
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主な検査項目
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血中薬物・プロゲステロン・エストラジオール(E2)・アセトン・BFP・不規則性抗体(9.0mLをご使用下さい)・その他
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