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項目コード 3793 統一コード 3M810
項目名 タクロリムス 別名
検査案内 37ページ 
検体必要量 血液1.0mL
保存条件 冷蔵
備考:抗凝固剤:EDTA2Na。ガラス管の場合はプラスチック容器に移し、全血のまま凍結して下さい。プログラフ
検査方法 ECLIA法
所要日数 2~5日
基準値(男) 未設定  [ng/mL]
基準値(女) 未設定  [ng/mL]
臨床的意義
タクロリムスは1984年に藤沢薬品工場株式会社で発見された免疫抑制剤で、移植後の拒絶反応の抑制に有効であるとされています。全血中のタクロリムスのモニタリングは、この薬剤を投与している患者に有益な情報となります。タクロリムスの代謝は完全には解明されていませんが、脱メチル化が代謝経路の一つと思われます。また、その代謝物の免疫抑制作用は確立されていません。タクロリムスの作用はT細胞の増殖と機能の阻害であると報告されています。また、タクロリムスはFK-binding proteins(FKBPs)と呼ばれる蛋白質に結合することが知られています。最近、タクロリムス、FKBPs、カルシニューリン(蛋白セリン/スレオニン脱リン酸化酵素)サブユニットAおよびB、カルモジュリンの五複合体を含めて、タクロリムスの作用メカニズムが報告されています。この相互作用によって、タクロリムスはカルシニューリンの酵素活性も阻害します。
主な疾患
関連項目 シクロスポリン
容器
 [07] EDTA-2Na容器
添加剤 EDTA-2Na入り真空採血管
保存方法 室温で1年6ヶ月
採取量 採血量2.0ml・5.5ml
主な検査項目 レニン活性(PRA)・C-AMP・PTH-INTACT・セロトニン・ペランパネル・ドーパミン総・L-ドーパ・5-HIAA・HVA・VMA・ProGRP・ホモシステイン・ヒスタミン・アミノ酸分画・アミノ酸9分画・ミコフェノール酸モフェチル・ラコサミド・ビタミンB1(遮光)・シクロスポリン・レニン定量(活性型)・副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)・カテコールアミン3分画・脳性ナトリウム利尿ポリペプチド(BNP)・アンモニア・サイトメガロウイルス抗原(アンチゲネミア)・AVP(バソプレシン)・EBウイルスDNA定量

実施料 470 判断料区分 特定薬剤治療管理