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項目コード 5229 統一コード 3L005
項目名 アセトアミノフェン 別名
検査案内 37ページ 
検体必要量 血清0.3mL
保存条件 冷蔵
備考:ピリナジン、カロナール
採血時刻:トラフ
大量に服用した患者においては、中毒発現が疑われる場合に随時。
採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。
検査方法 酵素法
所要日数 3~5日
基準値(男) 肝障害域 4h後:300以上 12h後:50以上  [μg/mL]
基準値(女) 肝障害域 4h後:300以上 12h後:50以上  [μg/mL]
臨床的意義
アセトアミノフェンは、フェナセチン、アセトアニリドの主要代謝産物で、これらの解熱鎮痛効果を現す態であることが報告されてから、解熱鎮痛剤として繁用されています。しかし、副作用として血液障害、胃腸障害を有し、過剰に服用すると、肝障害、腎障害を生じ、時には致命的な肝壊死を生ずることが報告されています。実際に、故意または誤飲による過剰服用から、急性中毒を生じ、肝壊死を起こし死亡した例が報告されています。しかし、この過剰服用による肝障害は、早期に解毒剤を投与し治療を行うと、軽減できるといわれています。このため、迅速に血中アセトアミノフェン濃度を測定し、その濃度を指標とした治療が有用とされており、その測定方法は簡便で迅速であることが要求されます。
主な疾患 急性上気道炎の解熱
関連項目 サリチル酸(アスピリン)
容器
 [02] プレイン容器
添加剤 プレイン真空採血管
保存方法 室温で1年6ヶ月
採取量 採血量4.0ml、9.0ml
主な検査項目 血中薬物・プロゲステロン・エストラジオール(E2)・アセトン・BFP・不規則性抗体(9.0mLをご使用下さい)・その他

実施料 180 判断料区分 生化学的検査(I)