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項目コード 2032 統一コード 3H030
項目名 カルシウム 別名 Ca
検査案内 4ページ 
検体必要量 血清0.3mL
保存条件 冷蔵
備考:うっ血で高値。溶血に注意。
検査方法 アルセナゾIII法
所要日数 1~2日
基準値(男) 8.4~10.4  [mg/dL]
基準値(女) 8.4~10.4  [mg/dL]
臨床的意義
カルシウムは生体内に最も多量に存在する無機質で、そのうち99%以上は骨、歯など硬組織に存在し、残り1%未満は電解質の構成成分として広く体液中に分布し、種々の重要な生理機能をつかさどっています。すなわち骨の成長、血液凝固、神経、筋肉の興奮などの調節ならびに酵素の活性化に関与する重要な成分です。したがって、カルシウムの測定は骨結核、副甲状腺機能障害、テタニー、クル病などのカルシウム代謝に異常をきたす疾患の診断ならびに治療経過の観察に必須の臨床生化学検査になっています。
主な疾患 サルコイドーシスバセドウ病原発性副甲状腺機能亢進症骨粗鬆症骨転移腎疾患腎性糖尿腎性貧血慢性腎不全
関連項目 カリウム(K)[血清]1,25(OH)2ビタミンDマグネシウム(Mg)[血清]無機リン(IP)[血清]副甲状腺ホルモン-INTACT(PTH-INTACT)副甲状腺ホルモン-高感度(HS-PTH)副甲状腺ホルモン-C末端(PTH-C)ビタミンD(25-OHビタミンD)
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 11 判断料区分 生化学的検査(I)