<< 検査項目詳細 >> 項目コード 6001 統一コード 2A010 項目名 白血球数 別名 WBC，ワイセ 検査案内 40ページ　 検体必要量 血液2.0mL 保存条件 冷蔵 備考：抗凝固剤：EDTA2K。速やかに当日内に出検して下さい。溶血、凝固は不可。安静時採血。全血室温放置で低値。 検査方法 半導体レーザーを用いたフローサイトメトリー法 所要日数 1～2日 基準値（男） 3900～9800  [/μL] 基準値（女） 3500～9100  [/μL] 臨床的意義 白血球数の増加は腫瘍性に増殖する白血病と反応性に増加する白血病以外の疾患に分けられます。白血病以外の疾患、特に感染症や組織破壊性の疾患では主に好中球の増加が確認され、好酸球は主にアレルギー性疾患や寄生虫疾患において特徴的に増加します。白血球数の減少は臨床的に多くの場合、好中球の減少と考えられます。好中球の減少は成熟好中球の消費、破壊の亢進と造血幹細胞の障害による産生の低下に分けられます。どの場合でも、白血球数だけで疾患を判別することは難しく、必ず質的変化を観察し、判断することが大切です。 主な疾患 ATL、MDS、悪性貧血、肝膿傷、寄生虫症、急性骨髄性白血病、巨核球性白血病、原発性マクログロブリン血症、骨髄異形成症候群（ＭＤＳ）、再生不良性貧血、細菌性食中毒、紫斑・点状出血、自己免疫性溶血性貧血、心筋梗塞、大球性貧血(悪性貧血)、脱水、単急性白血病、腸チフス、白血病、発作性夜間血色素尿症(PNH)、貧血、慢性腎不全、慢性白血病、溶血性貧血 関連項目 C反応性蛋白（定量）(CRP)、血清鉄(Fe)、総鉄結合能（比色）(TIBC)、赤血球数(RBC，ローテ)、血色素量(Hb，HGB，ヘモグロビン)、血球容積(Ht，HCT，ヘマトクリット)、血小板数(PLT，PL)、血液像、エリスロポエチン、網赤血球数(RET-C，RE，RET，レチクロ) 容器  [03] 血算容器 添加剤 EDTA-2K入り真空採血管 保存方法 室温で1年6ヶ月 採取量 採血量2.0ml 主な検査項目 血球計算・血小板数・網赤血球数・好酸球数・血液像・脂肪染色・ALP染色・PAS染色・ペルオキシダーゼ染色・鉄染色・マラリア原虫・フィラリア 実施料 21 判断料区分 血液学的検査