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項目コード 6021 統一コード 2A180
項目名 ALP染色(血液) 別名
検査案内 41ページ 
検体必要量 スライド未固定3枚
保存条件 常温
備考:抗凝固剤の入らない新鮮な血液でスライド作製。抗凝固剤は酵素を抑制するので染色が変化し、正確な値が得られない場合があります。末梢血のみ検査、骨髄液は検査不可。(成熟好中球に対する染色の為)
検査方法 朝長法
所要日数 1~3日
基準値(男) NAP-SCORE:170~367
基準値(女) NAP-SCORE:170~367
臨床的意義
アルカリホスファターゼは好中球系細胞の二次顆粒に含まれる酵素で、陽性を示すのは、成熟好中球の大部分とリンパ球のごく一部です。この酵素活性は好中球造血能の変化にに鋭敏に反応し、いくつかの血液疾患で明確に異なることから、細胞鑑別ではなく、間接的な疾患鑑別に有効です。NAP scoreは日本で広く普及している朝長法による好中球ALP陽性細胞指数のことであり,成熟好中球100個の活性度を示します。
主な疾患 再生不良性貧血真性多血症多血症白血病発作性夜間血色素尿症(PNH)慢性リンパ性白血病慢性骨髄性白血病
関連項目 血液像ペルオキシダーゼ染色(血液)エステラーゼ染色(血液)鉄染色(血液)PAS染色(血液)
容器
 [35] スライドグラス
添加剤 洗浄済みスライドグラス
保存方法 室温
採取量 塗抹量適量
主な検査項目 血液像・鼻汁好酸球・骨髄像・マラリア原虫フィラリア・塗抹染色・細胞診

実施料 37 判断料区分 血液学的検査