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項目コード
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6012 |
統一コード
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2B020 |
項目名
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活性化部分トロンボプラスチン時間 |
別名
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APTT |
検査案内
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41ページ
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検体必要量
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血漿0.5mL |
保存条件
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凍結 |
備考:3.2%クエン酸Na0.2ml入り容器に、血液1.8mlを正確に入れ全量を2ml(容器の線まで入れ)にしてよく混和。 採血量に注意。(特にAPTTは抗凝固剤の影響を受けやすい。)採血後、血漿分離する。血漿分離できない場合は、そのまま冷蔵保存し、速やかに出検して下さい。全血室温放置3時間以上及び冷蔵庫6時間以上放置で延長する(活性低下)。凝固・乳ビやフィブリン析出は検査不可。 |
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検査方法
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光散乱検出法 |
所要日数
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1~2日 |
基準値(男)
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25~40  [秒] |
基準値(女)
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25~40  [秒] |
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臨床的意義
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活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)は、主に内因系凝固機序に関わる凝固因子の総合的なスクリーニングの検査法です。試薬には、血小板第3因子としてのリン脂質と、活性化物質としての陰性荷電体を含んでいます。APTTの延長の原因としては、Fitzgerald因子、Fletcher因子、XII、XI、X、IX、VIII、Vの各因子、プロトロンビン、およびフィブリノーゲンの欠乏、低下、質的異常、または凝固阻害因子の出現や薬剤投与などが考えられます。従って、APTT測定により、これらの因子の欠乏、低下および阻害物質の存在を検査することができます。また、APTTがヘパリンの濃度に比例して延長することから、APTT測定は、ヘパリン療法のモニターとして広く用いられています。APTT測定は、全血凝固時間に始まり、カルシウム再加時間、ついで、血小板第3因子としてのリン脂質を添加する部分トロンボプラスチン時間(PTT)と発展してきました。最終的に、接触相の活性化を一定にするため、活性化物質を添加してできたのが、活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)です。 |
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容器
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[06] 凝固系容器
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添加剤
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3.2%クエン酸Na入り真空採血管
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保存方法
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室温・有効期限表示(アルミ包装開封後は1ヶ月以内でご使用下さい。)
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採取量
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採血量1.8ml
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主な検査項目
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プロトロンビン時間(PT)・活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)・フィブリノーゲン・第8因子インヒビター定量・第9因子インヒビター定量・凝固因子活性検査・第13因子(抗原量)・フォンウィルブランド因子活性・フォンウィルブランド因子定量・HIT抗体・ループスアンチコアグラント・プラスミノーゲン・アンチプラスミン(α2プラスミンインヒビター)・アンチトロンビン3(AT-3)活性値・可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)・フィブリンモノマー複合体定量・プラスミノーゲン活性・プラスミンα2.プラスミンインヒビター複合体・プロテインC活性・プロテインC抗原量・プロテインS(活性.抗原量.遊離型)・Dダイマー・C1インアクチベーター活性・トロンビン.アンチトロンビン3複合体(TAT)・FDP血液・ビタミンK分画
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