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項目コード 6017 統一コード 2B120
項目名 フィブリン分解産物 別名 FDP
検査案内 42ページ 
検体必要量 血漿0.5mL
保存条件 凍結
備考:抗凝固剤:3.2%クエン酸Na。抗凝固剤入り専用容器に血液1.8mlを入れて、よく混和後血漿分離し、凍結保存する。必ず血漿分離の上ご提出下さい。
検査方法 LA法
所要日数 1~2日
基準値(男) 5.0未満  [μg/mL]
基準値(女) 5.0未満  [μg/mL]
臨床的意義
FDP(Fibrin and Fibrinogen Degradation Products)とは、フィブリン(繊維素)及びフィブリノゲン(繊維素源)のプラスミン分解による数種の分解産物の総称です。FDPの測定は、線溶系の異常、特に血管内凝固症候群(DIC:Disseminated Intravascular Coagulation Syndrome)の診断・経過観察において、重要な指標のひとつとなっています。また、DIC以外にも血栓症、出血傾向を呈する疾患、線溶活性亢進の著しい疾患、血栓溶解療法の経過観察にも応用されています。
主な疾患 悪性腫瘍肝硬変糸球体腎炎播種性血管内凝固症候群(DIC)敗血症白血病
関連項目 プロトロンビン時間(PT)活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)フィブリノーゲン(Fib)Dダイマー(D-Dダイマー)
容器
 [06] 凝固系容器
添加剤 3.2%クエン酸Na入り真空採血管
保存方法 室温・有効期限表示(アルミ包装開封後は1ヶ月以内でご使用下さい。)
採取量 採血量1.8ml
主な検査項目 プロトロンビン時間(PT)・活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)・フィブリノーゲン・第8因子インヒビター定量・第9因子インヒビター定量・凝固因子活性検査・第13因子(抗原量)・フォンウィルブランド因子活性・フォンウィルブランド因子定量・HIT抗体・ループスアンチコアグラント・プラスミノーゲン・アンチプラスミン(α2プラスミンインヒビター)・アンチトロンビン3(AT-3)活性値・可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)・フィブリンモノマー複合体定量・プラスミノーゲン活性・プラスミンα2.プラスミンインヒビター複合体・プロテインC活性・プロテインC抗原量・プロテインS(活性.抗原量.遊離型)・Dダイマー・C1インアクチベーター活性・トロンビン.アンチトロンビン3複合体(TAT)・FDP血液・ビタミンK分画

実施料 80 判断料区分 血液学的検査