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項目コード 5248 統一コード 2B110
項目名 フィブリンモノマー複合体定量 別名 FM定量
検査案内 43ページ 
検体必要量 血漿0.3mL
保存条件 必ず凍結
備考:抗凝固剤:3.2%クエン酸Na。専用容器に血液1.8mlを正確に入れ、全量を2ml(容器の線に合わせる)にしてよく混和後血漿分離し、必ず凍結保存する。凝固やフィブリン析出の場合は検査不可。単独検体でご提出下さい。
検査方法 ラテックス免疫比濁法
所要日数 3~5日
基準値(男) 6.1以下  [μg/mL]
基準値(女) 6.1以下  [μg/mL]
臨床的意義
血液凝固異常症の1つの指標として近年、血中フィブリンモノマー複合体の測定が注目されてきています。フィブリンモノマー複合体は微量のトロンビンの生成を反映し、その検出は播種性血管内凝固症候群(DIC)や血栓症等の診断、モニタリングに有用であることが報告されています。DICは通常限局された部位にのみ生じる血液凝固反応が、悪性腫瘍、白血病や重症感染症等の各種基礎疾患により血液凝固線溶系のバランスに異常が生じ、全身の微小血管内で血液凝固反応が起こる病態で、微小血栓の形成に伴う臓器障害および出血傾向を示す症候群です。
主な疾患 血栓症播種性血管内凝固症候群(DIC)
関連項目 フィブリノーゲン(Fib)フィブリン分解産物(FDP)[血漿]Dダイマー(D-Dダイマー)プラスミンα2・プラスミンインヒビター複合体(α2PIC)
容器
 [06] 凝固系容器
添加剤 3.2%クエン酸Na入り真空採血管
保存方法 室温・有効期限表示(アルミ包装開封後は1ヶ月以内でご使用下さい。)
採取量 採血量1.8ml
主な検査項目 プロトロンビン時間(PT)・活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)・フィブリノーゲン・第8因子インヒビター定量・第9因子インヒビター定量・凝固因子活性検査・第13因子(抗原量)・フォンウィルブランド因子活性・フォンウィルブランド因子定量・HIT抗体・ループスアンチコアグラント・プラスミノーゲン・アンチプラスミン(α2プラスミンインヒビター)・アンチトロンビン3(AT-3)活性値・可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)・フィブリンモノマー複合体定量・プラスミノーゲン活性・プラスミンα2.プラスミンインヒビター複合体・プロテインC活性・プロテインC抗原量・プロテインS(活性.抗原量.遊離型)・Dダイマー・C1インアクチベーター活性・トロンビン.アンチトロンビン3複合体(TAT)・FDP血液・ビタミンK分画

実施料 215 判断料区分 血液学的検査