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項目コード 6167 統一コード 2B700
項目名 プロテインC活性 別名
検査案内 43ページ 
検体必要量 血漿0.5mL
保存条件 必ず凍結
備考:抗凝固剤:3.2%クエン酸Na。専用容器に血液1.8mlを正確に入れ、全量を2ml(容器の線に合わせる)にしてよく混和後血漿分離し、必ず凍結保存する。凝固やフィブリン析出の場合は検査不可。
検査方法 合成基質法
所要日数 3~5日
基準値(男) 70~140  [%]
基準値(女) 70~140  [%]
臨床的意義
プロテインCは肝臓で合成されるビタミンK依存性因子であり、活性化されたプロテインCは血液凝固第V因子および第VIII因子を分解することにより、血液凝固の制御に重要な役割を果たしています。先天性プロテインC欠損症では重篤な血栓症を起こすことが知られており、プロテインC活性の測定は血栓性素因のスクリーニングには不可欠な検査です。また、プロテインCは汎発性血管内血液凝固症(DIC)、肝疾患、経口抗凝固剤投与で低下するなど種々の疾患、症状により変動し、これらの疾患のスクリーニング、病態解析および予後判定の指標として役立ちます。
主な疾患 肝細胞障害
関連項目 プロテインS(遊離型抗原量)組織プラスミノーゲンアクチベーター(t-PA)トータルPAI-1(プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1,tPA,PAI-1複合体)アンチトロンビンIII活性値(AT-III)トロンビン・アンチトロンビンIII複合体(TAT)プラスミンα2・プラスミンインヒビター複合体(α2PIC)
容器
 [06] 凝固系容器
添加剤 3.2%クエン酸Na入り真空採血管
保存方法 室温・有効期限表示(アルミ包装開封後は1ヶ月以内でご使用下さい。)
採取量 採血量1.8ml
主な検査項目 プロトロンビン時間(PT)・活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)・フィブリノーゲン・第8因子インヒビター定量・第9因子インヒビター定量・凝固因子活性検査・第13因子(抗原量)・フォンウィルブランド因子活性・フォンウィルブランド因子定量・HIT抗体・ループスアンチコアグラント・プラスミノーゲン・アンチプラスミン(α2プラスミンインヒビター)・アンチトロンビン3(AT-3)活性値・可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)・フィブリンモノマー複合体定量・プラスミノーゲン活性・プラスミンα2.プラスミンインヒビター複合体・プロテインC活性・プロテインC抗原量・プロテインS(活性.抗原量.遊離型)・Dダイマー・C1インアクチベーター活性・トロンビン.アンチトロンビン3複合体(TAT)・FDP血液・ビタミンK分画

実施料 227 判断料区分 血液学的検査