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項目コード 6336 統一コード 2B200
項目名 アンチトロンビンIII活性値 別名 AT-III
検査案内 43ページ 
検体必要量 血漿0.5mL
保存条件 必ず凍結
備考:抗凝固剤:3.2%クエン酸Na。専用容器に血液1.8mlを正確に入れ、全量を2ml(容器の線に合わせる)にしてよく混和後血漿分離し、必ず凍結保存する。凝固やフィブリン析出の場合は検査不可。
検査方法 発色性合成基質法
所要日数 1~2日
基準値(男) 75~125  [%]
基準値(女) 75~125  [%]
臨床的意義
アンチトロンビンIII(ATIII)は血液中の活性型凝固因子の最も重要な阻害物質として、血液の凝固、線溶をコントロールしています。その血中レベルは汎発性血管内凝固症(DIC)、肝疾患、ネフローゼ症候群で低下するなど種々の疾患、症状により変動し、また血中レベルが低下すると、ヘパリン治療の効果が現れないことがあります。そのためATIIIの活性を把握することは、これらの疾患のスクリーニング、病態解析、予後判定及びヘパリン治療、あるいはATIII濃縮製剤投与時の指標として役立ちます。
主な疾患 劇症肝炎脳梗塞播種性血管内凝固症候群(DIC)敗血症肺梗塞
関連項目 トロンビン・アンチトロンビンIII複合体(TAT)フィブリノーゲン(Fib)
容器
 [06] 凝固系容器
添加剤 3.2%クエン酸Na入り真空採血管
保存方法 室温・有効期限表示(アルミ包装開封後は1ヶ月以内でご使用下さい。)
採取量 採血量1.8ml
主な検査項目 プロトロンビン時間(PT)・活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)・フィブリノーゲン・第8因子インヒビター定量・第9因子インヒビター定量・凝固因子活性検査・第13因子(抗原量)・フォンウィルブランド因子活性・フォンウィルブランド因子定量・HIT抗体・ループスアンチコアグラント・プラスミノーゲン・アンチプラスミン(α2プラスミンインヒビター)・アンチトロンビン3(AT-3)活性値・可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)・フィブリンモノマー複合体定量・プラスミノーゲン活性・プラスミンα2.プラスミンインヒビター複合体・プロテインC活性・プロテインC抗原量・プロテインS(活性.抗原量.遊離型)・Dダイマー・C1インアクチベーター活性・トロンビン.アンチトロンビン3複合体(TAT)・FDP血液・ビタミンK分画

実施料 70 判断料区分 血液学的検査