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項目コード
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4315 |
統一コード
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5C035 |
項目名
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α2-マクログロブリン |
別名
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α2-MG |
検査案内
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43ページ
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検体必要量
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血清0.4mL |
保存条件
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冷蔵 |
備考: |
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検査方法
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ネフェロメトリー法 |
所要日数
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3~4日 |
基準値(男)
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100~200  [mg/dL] |
基準値(女)
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130~250  [mg/dL] |
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臨床的意義
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α2-マクログロブリンは、蛋白質分解酵素に特別な影響を及ぼす蛋白質分解酵素抑制因子である。 α2-マクログロブリンはホルモンと酵素を運搬し、リンパ系の発達のための効果と阻害作用を示し、補体系と止血系の成分を阻害する。 基準値は女性の方が男性より少し高い。 大手術、敗血症、重篤肝不全等の過繊維素溶解の状態では、α2-マクログロブリンの測定レベルは低いことが多い。急性膵炎患者は、疾患の重症度に関連して低血清濃度を示す。 α2-マクログロブリンが低濃度を示す急性心筋梗塞患者は1年以上の生存の可能性を示し、予後が非常に良い。 α2-マクログロブリン測定は、腎症候群の鑑別診断にとって重要な意味があり、α2-マクログロブリン/アルブミン比の上昇は腎性血尿症後の状態を示唆する。肝硬変と糖尿病ではα2-マクログロブリンの上昇が見られる。 |
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容器
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[01] 分離剤入り容器
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添加剤
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分離剤入り真空採血管
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保存方法
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室温で1年間
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採取量
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採血量8.5ml
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主な検査項目
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生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他
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