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項目コード
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2410 |
統一コード
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2B310 |
項目名
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トータルPAI-1 |
別名
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プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1,tPA,PAI-1複合体 |
検査案内
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43ページ
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検体必要量
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血漿0.5mL |
保存条件
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必ず凍結 |
備考:抗凝固剤:3.2%クエン酸Na。専用容器を使用し必ず冷却遠心して下さい。速やかに分離できない場合は氷浴中に保存し、1時間以内に分離して下さい。測定対象はトータルPAI-1(tPA・PAI-1複合体及び活性型・潜在型PAI-1)です。 |
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検査方法
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LPIA |
所要日数
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3~6日 |
基準値(男)
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50以下  [ng/mL] |
基準値(女)
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50以下  [ng/mL] |
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臨床的意義
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組織型プラスミノゲンアクチベータ(t-PA)は血管内皮細胞で産生され、プラスミノゲンを活性化することにより、プラスミンを産生し、血栓で生じたフィブリンを分解します。線溶系はこのtPAとtPAを特異的に阻害するセリン蛋白分解酵素阻害因子であるプラスミノゲンアクチベーターインヒビタ-1(PAI-1)により調節されています。種々の疾患においては、血管内皮細胞が刺激を受けてtPA及びPAI-1を血中に放出し、放出されたtPAの約90%はPAI-1と結合し、tPA・PAI-1複合体として存在します。酵素免疫測定法(EIA)による血中tPA・PAI-1複合体の測定法が確立されてから、種々の線溶系異常疾患で測定が行われ、播種性血管内凝固症候群(DIC)、肝臓疾患、急性心筋梗塞及び冠静脈疾患等で上昇することが報告され、線溶系の有用なマーカーであることが示唆されています。 |
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容器
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[06] 凝固系容器
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添加剤
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3.2%クエン酸Na入り真空採血管
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保存方法
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室温・有効期限表示(アルミ包装開封後は1ヶ月以内でご使用下さい。)
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採取量
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採血量1.8ml
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主な検査項目
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プロトロンビン時間(PT)・活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)・フィブリノーゲン・第8因子インヒビター定量・第9因子インヒビター定量・凝固因子活性検査・第13因子(抗原量)・フォンウィルブランド因子活性・フォンウィルブランド因子定量・HIT抗体・ループスアンチコアグラント・プラスミノーゲン・アンチプラスミン(α2プラスミンインヒビター)・アンチトロンビン3(AT-3)活性値・可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)・フィブリンモノマー複合体定量・プラスミノーゲン活性・プラスミンα2.プラスミンインヒビター複合体・プロテインC活性・プロテインC抗原量・プロテインS(活性.抗原量.遊離型)・Dダイマー・C1インアクチベーター活性・トロンビン.アンチトロンビン3複合体(TAT)・FDP血液・ビタミンK分画
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