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項目コード
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3840 |
統一コード
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2B730 |
項目名
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トロンボモジュリン |
別名
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検査案内
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44ページ
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検体必要量
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血清0.3mL |
保存条件
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凍結 |
備考: |
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検査方法
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CLEIA法 |
所要日数
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3~6日 |
基準値(男)
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12.1~24.9  [U/mL] |
基準値(女)
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12.1~24.9  [U/mL] |
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臨床的意義
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各種疾患における血中・尿中TM値が測定され、その臨床診断上の意義が検討されました。血中TM値は、局所性の血栓性疾患、すなわち血栓性動脈硬化症・血栓性閉塞性血管炎などでは有意な高値を示しませんでした。これに対して、播種性血管内凝固症候群(DIC)・血小板減少性紫斑病・溶血性尿毒症症候群などの多発性の血栓性疾患、全身性エリテマトーデス(SLE)・強皮症・悪性関節リウマチ・結節性多発性動脈炎・川崎病などの膠原病やその類縁疾患、糖尿病、肝硬変・劇症肝炎などの肝疾患、子球体腎炎・腎不全などの腎疾患、間質性肺炎・成人性呼吸窮迫症候群などの肺疾患、肝癌・卵巣癌などの悪性腫瘍、腎移植・骨髄移植、そしてバセドウ病・橋本病などの甲状腺疾患でも有意な高値を示し、これら疾患の活動性、進行度、再発、患者の予後の良否などと関連することが報告されました。さらに、尿中TM値も、糖尿病、川崎病、バセドウ病などで有意な高値を示し、これら疾患の患者病態と関連することが報告されました。TM値の測定は、特に、DIC及びそれに引き続いて起こる多臓器不全(MOF)の経過観察、膠原病の診断及び経過観察の指標として有用です。TM値は、これらの疾患における血管領域からの新しい臨床診断指標として考えられます。 |
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容器
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[01] 分離剤入り容器
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添加剤
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分離剤入り真空採血管
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保存方法
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室温で1年間
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採取量
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採血量8.5ml
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主な検査項目
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生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他
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