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項目コード
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2396 |
統一コード
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5E106 |
項目名
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マイコプラズマ抗体(CF) |
別名
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検査案内
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45ページ
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検体必要量
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血清0.5mL |
保存条件
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冷蔵 |
備考:急性期~回復期の結果が4倍以上、上昇した場合感染が疑われます。 |
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検査方法
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CF法 |
所要日数
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3~6日 |
基準値(男)
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4倍未満 |
基準値(女)
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4倍未満 |
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臨床的意義
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マイコプラズマとはL型菌と異なり、細胞壁合成能を遺伝的に欠如した人工培養可能な菌群である。通常は3層からなる細胞膜に包まれた多形性の細胞で、小さい最小増殖単位である基本小体を形成し増殖する。分離同定に長い時間と手間がかかることから、血清学的方法で主に検査が行われている。検査方法としてCF法とPA法があり、CF法での抗体価の上昇は感染後約1週間程ではじまり、1ヶ月くらいで最も高くなる。その後は徐々に低下していく。PA法は感染後約1週間程で上昇し、2~6週間程で最も高くなるが、PA法はIgM抗体を測定しているため、CF法に比較して急速に低下する。診断には急性期と2~3週間後のペア血清で4倍以上の抗体価上昇を証明する。一般的にCF法はIgGクラス、PA法はIgMクラスの抗体を測定するため、正確な病態の把握をするには両方の検査を行うのが望ましい。 |
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容器
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[01] 分離剤入り容器
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添加剤
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分離剤入り真空採血管
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保存方法
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室温で1年間
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採取量
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採血量8.5ml
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主な検査項目
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生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他
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