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項目コード 3746 統一コード 5E106
項目名 マイコプラズマ抗体(CF) 別名
検査案内 45ページ 
検体必要量 髄液1.0mL
保存条件 冷蔵
備考:急性期~回復期の結果が4倍以上、上昇した場合感染が疑われます。
検査方法 CF法
所要日数 3~6日
基準値(男) 1倍未満
基準値(女) 1倍未満
臨床的意義
マイコプラズマとはL型菌と異なり、細胞壁合成能を遺伝的に欠如した人工培養可能な菌群である。通常は3層からなる細胞膜に包まれた多形性の細胞で、小さい最小増殖単位である基本小体を形成し増殖する。分離同定に長い時間と手間がかかることから、血清学的方法で主に検査が行われている。検査方法としてCF法とPA法があり、CF法での抗体価の上昇は感染後約1週間程ではじまり、1ヶ月くらいで最も高くなる。その後は徐々に低下していく。PA法は感染後約1週間程で上昇し、2~6週間程で最も高くなるが、PA法はIgM抗体を測定しているため、CF法に比較して急速に低下する。診断には急性期と2~3週間後のペア血清で4倍以上の抗体価上昇を証明する。一般的にCF法はIgGクラス、PA法はIgMクラスの抗体を測定するため、正確な病態の把握をするには両方の検査を行うのが望ましい。
主な疾患 肺炎マイコプラズマ感染症
関連項目 寒冷凝集反応マイコプラズマ抗体(PA)
容器
 [17] 滅菌容器
添加剤 滅菌プラスチック容器
保存方法 室温で3年間
採取量 採取量10.0ml
主な検査項目 髄液一般検査・一般細菌検査

実施料 32 判断料区分 免疫学的検査