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項目コード 3655 統一コード 5E140
項目名 クリプトコックス・ネオフォルマンス抗原 別名
検査案内 46ページ 
検体必要量 血清0.8mL
保存条件 冷蔵
備考:陽性の場合1倍、2倍、4倍・・・倍々で報告いたします。
検査方法 LA法
所要日数 3~4日
基準値(男) (ー)
基準値(女) (ー)
臨床的意義
Cryptococcus neoformansは、経気道感染により肺に初感染し、その後、しばしば血行性に皮膚や中枢神経に播種され、肺クリプトコックス症や皮膚クリプトコックス症、またはクリプトコックス性髄膜炎などの重症感染を引き起こすことが知られています。また近年、免疫不全に伴う感染や、抗菌薬および免疫抑制剤などの広範囲な使用に伴う日和見感染症の増加が顕著であり、クリプトコックス症の報告も増加の傾向にあります。このような全身性、深在性のクリプトコックス症の検査法としては、一般的な検査として、髄液や血液から採取した検体について、培養試験を行う方法、墨汁染色法などにより菌を確認する方法、喀痰、尿、皮膚病巣などの分泌物あるいは生検材料を用い、細菌学的検査、又は病理学的検査などが行われています。しかし、培養による菌の検出は難しく、菌の分離にも時間が掛かること、又染色法による同定も容易でないこと、あるいは病理学的検査では手技が繁雑で、高度な熟練が要求されることなど、これらの検査法は必ずしも汎用法として適さない点があります。
主な疾患 亜急性髄膜炎肺クリプトコッカス症
関連項目 (1→3)β-Dグルカン
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 166 判断料区分 免疫学的検査