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項目コード 3723 統一コード 5E048
項目名 エンドトキシン定量 透析液 別名
検査案内 46ページ 
検体必要量 透析液4.0mL
保存条件 冷蔵
備考:
検査方法 比濁時間分析法
所要日数 2~3日
基準値(男)   [EU/mL]
基準値(女)   [EU/mL]
臨床的意義
エンドトキシンは、グラム陰性菌の細胞壁構成成分の一つであるリポ多糖(LPS)であり、グラム陰性菌による敗血症の諸症状を引き起こします。エンドトキシンは血中では血漿蛋白と結合して複合体を形成します。その複合体の大部分は活性を有しませんが、一部は単核球などの細胞表面のレセプターと結合して免疫系に作用します。現在使用されている測定法は、発色合成基質をもちいるエンドスペシー法と、被検査物が検査試薬によって一定量の混濁を生じるまでの時間をもとに定量する比濁時間分析法が主たるものです。エンドトキシンの定量単位には、絶対濃度に基づくpg/mLと、生物活性に基づくエンドトキシンユニット(EU/L)があります。後者は米国薬局方で定められた標準エンドトキシンの生物活性をもとに定められたものです。エンドスペシー法では、前者の1pg/mLを後者に換算すると2.4EU/Lに、比濁時間分析法では1pg/mLが7.4EU/Lに相当するので、エンドスペシー法の方が約3倍高感度です。
主な疾患 グラム陰性菌感染症敗血症
関連項目 エンドトキシン定量 透析A液エンドトキシン定量 透析B液エンドトキシン定量 透析液RO水エンドトキシン定量 その他
容器
 [75] エンドトキシン水・透析液用容器
添加剤 安定化剤入り真空採血容器
保存方法 冷蔵・有効期限表示
採取量 採取量4.0ml
主な検査項目 エンドトキシン水又は透析液

実施料 0 判断料区分