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項目コード 3019 統一コード 5F016
項目名 HBs抗原定性 別名
検査案内 50ページ 
検体必要量 血清0.5mL
保存条件 冷蔵
備考:HBs抗原(定性)の結果のみでB型肝炎ウイルス感染の診断は行わず、HBc抗体測定等、他の検査結果及び臨床経過を考慮して総合的にご判断下さい。  << 別記 >>
検査方法 ECLIA法
所要日数 1~2日
基準値(男) (ー)
基準値(女) (ー)
臨床的意義
HBs抗原はHBVの外皮(Sureface)を形成しており、HBs抗原が陽性であることは現在HBVに感染していることを示しています。急性肝炎の場合はHBV感染後1から6ヶ月の潜伏期間を経て発症に至りますが、HBs抗原は発症から約1ヵ月後に抗原価が最高となります。その後次第に抗原価は減少し、2、3ヵ月後には消失します。慢性肝炎の場合はHBV感染後、HBs抗原を長期間持続的に血中に保有しており、そのほとんどが母子感染による垂直感染といわれています。HBVの血清学的検査としてはその他にHBs抗体、HBc抗体、HBe抗原、HBe抗体の検査があり、それぞれの変動からHBVの活性をみることができます。HBV感染直後はウィンドウ期間と呼ばれており、その期間はウイルスは検出されません。
主な疾患 B型肝炎
関連項目 HBs抗原精密HBe抗原HBe抗体HBc抗体 精密IgM-HBc抗体HBV-DNAポリメラーゼHBV-DNA-TMAHBV-DNA定量PCR
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 29 判断料区分 免疫学的検査