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項目コード 3905 統一コード 5F151
項目名 アデノ1型(NT) 別名
検査案内 54ページ 
検体必要量 血清0.3mL
保存条件 冷蔵
備考:急性期(発病2~7日)の結果と回復期(2~3週後)の結果を比較し、回復期の抗体価が急性期の結果の4倍以上に上昇した場合、血清学的に有意とみなします。血清は急性期の検体と回復期の検体の両方を1組にしてご依頼いただくことをお勧め致します。溶血血清による検査不能や細菌繁殖等による培養細胞の汚染の為、検査不能になる場合もありますのでご注意下さい。所要日数は一応の目安です。多少遅れる事も有りますのでご了承下さい。
検査方法 NT法
所要日数 10~15日
基準値(男) 4倍未満
基準値(女) 4倍未満
臨床的意義
アデノウィルスは、ウィルスDNAの塩基配列等の解析によりAからFの亜型に分類されており、現在は47の血清型が報告されております。ウィルス型によって種々の病態がみられるうえ、感染後は型に特異的な免疫状態が継続します。1型は主に上気道炎や急性熱性咽頭炎を引き起こします。NT(ウィルス中和反応)は、ウィルスの血清型を同定するのに有効ですが、ウィルス型間での交差反応がみられるため、より正確な型判別にはHI(赤血球凝集抑制反応)もあわせて行なうことが勧められます。
主な疾患 アデノウィルス感染症流行性咽頭炎
関連項目 アデノウイルス抗原便中アデノウイルス抗原アデノ(CF)[血清]アデノ2型(NT)アデノ3型(NT)アデノ4型(NT)アデノ5型(NT)アデノ6型(NT)アデノ7型(NT)アデノ8型(HI)アデノ8型(NT)アデノ11型(NT)アデノ19型(NT)
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 79 判断料区分 免疫学的検査