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項目コード
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2323 |
統一コード
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5A057 |
項目名
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IgGサブクラス IgG3 |
別名
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検査案内
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63ページ
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検体必要量
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血清0.5mL |
保存条件
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冷蔵 |
備考:IgGサブクラスは項目数に関らず0.5ml必要です。 |
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検査方法
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免疫比濁法 |
所要日数
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3~4日 |
基準値(男)
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9~140  [mg/dL] |
基準値(女)
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9~140  [mg/dL] |
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臨床的意義
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1964年、Grey&KunkelおよびTerry&Faheyらにより、IgGには4つのサブクラス(IgG1、IgG2、IgG3、IgG4)が存在することが報告されました。これらサブクラスの濃度はIgG1>IgG2>IgG3>IgG4とされていますが、各サブクラスの濃度には個人差が見られます。IgGサブクラスと各種疾患の関係については多くの報告がなされており、これらについての総説も発表されています。文献的にはアレルギー、肝疾患、循環器疾患、内分泌疾患、消化器疾患、血液疾患、免疫不全症、感染症など、多くの疾患についてIgGサブクラスとの関連が調べられていますが、特にIgGサブクラスの欠損に関連する疾患として、反復細菌感染症および免疫不全症等が知られており、1970年に反復細菌感染症とIgG2欠乏との関連がSchurらによって報告されて以来、IgGサブクラス欠損症の知見が集積され、IgGサブクラスを測定することの臨床的意義が明らかになってきました。IgGサブクラスの欠損による免疫不全症は、重症な感染症を伴いますが、総IgG濃度の測定でこれが正常であっても、個々のIgGサブクラスに欠損がある場合を見逃してしまう症例もある事から、個々のIgGサブクラスを測定することが必要となります。 |
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容器
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[01] 分離剤入り容器
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添加剤
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分離剤入り真空採血管
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保存方法
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室温で1年間
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採取量
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採血量8.5ml
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主な検査項目
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生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他
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