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項目コード 5621 統一コード 5A100
項目名 CAP-ファディアトープ 別名 アトピー鑑別試験
検査案内 64ページ 
検体必要量 血清0.3mL
保存条件 冷蔵
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検査方法 FEIA法
所要日数 2~4日
基準値(男) 陰性(ー)
基準値(女) 陰性(ー)
臨床的意義
気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎をはじめとするアレルギー性疾患の診断において、その症状が、IgE関与によるものか鑑別することは、治療方針を決定する上で重要となる。従来この目的として好酸球数測定や血中非特異的IgEの測定が知られているが、前者は手技的な問題等から実施施設が限られ、また、後者は診断効率、特に臨床的感度の面で不十分である等の問題があった。そこで実際には、非特異的IgEの感度面を問題を改善するために、複数のアレルゲンに対する特異的IgE測定が併用されている。本邦で頻度よく検出される12種類の吸入性アレルゲンを結合した固相を用いてアトピー/非アトピーの鑑別を行うものである。アトピー/非アトピーの鑑別は特異的IgEに基づいているため、従来の非特異的IgE測定に比べて臨床的感度が大幅に改善されており、高い診断効率に裏付けられた臨床的有用性が多くの施設で確認されている。
主な疾患 アトピー性皮膚炎アレルギー性結膜炎花粉症気管支喘息
関連項目 IgE(非特異的IgE,IgE-RIST,免疫グロブリン-E)ヒスタミン動物上皮(CAP-EX2)食物(CAP-FX5)穀物(CAP-FX6)イネ科(CAP-GX5)カビ(CAP-MX2)雑草(CAP-WX5)
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 194 判断料区分 免疫学的検査