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項目コード 4246 統一コード 5G205
項目名 抗副腎皮質抗体 別名
検査案内 69ページ 
検体必要量 血清2.0mL
保存条件 凍結
備考:
検査方法 IFA法
所要日数 14~18日
基準値(男) 10倍未満
基準値(女) 10倍未満
臨床的意義
副腎皮質の細胞質に対する自己抗体で、特発性アジソン病と結核性アジソン病の鑑別に用いられています。アジソン病は慢性進行性の副腎萎縮を特徴であり、コルチゾールやアルドステロンの欠乏を呈する疾患です。原因として自己免疫性と結核性の2つの機序が知られています。抗副腎皮質抗体は、自己免疫機序の推定されている特発性アジソン病や、シュミット症候群(アジソン病+橋本病)患者血清中に特異的に検出されます。さらに、バセドウ病、特発性副甲状腺機能低下症、性腺機能低下症やI型糖尿病など、内分泌腺の自己免疫疾患で検出されることがあります。対応抗原は副腎皮質細胞中のミクロゾーム分画中に存在し、ステロイド生合成に関与するチトクロームP450酵素群であることが確認されています。
主な疾患 アジソン病自己免疫性疾患糖尿病
関連項目 ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)コルチゾール
容器
 [01] 分離剤入り容器
添加剤 分離剤入り真空採血管
保存方法 室温で1年間
採取量 採血量8.5ml
主な検査項目 生化学検査・免疫血清検査・内分泌検査・腫瘍マーカー・その他

実施料 0 判断料区分